• Хирао Кодзи

ロシアのドラマ Как я стал русским? いかにして私はロシア人となったのか?


ニューヨークの新聞社・アメリカンポストのアメリカ人記者アレックスは、祖母がロシア人であったことから、モスクワの支局へ転勤させられ、おそロシアをリアルに体験していき、徐々にロシア人となっていく様を描いたコメディです。

会社ではまったくプライベートがなくみな適度に干渉してきたり、ウォッカを死ぬほど飲まされ肝胆相照らしてオリガルヒの信頼をえたり、死者へのたむけとされる偶数の本数の花束を女性の上司に渡して切れられたり、カフカス系のごろつきに絡まれたり、当初ワイロに抵抗があったものの郷にいれば郷に従えで警察官に進んで賄賂を渡すようになったり、とロシア人が考える「おそロシア」を肯定的評価も交えつつ表現していきます。

アレックスはひょんなことから同居することとなった美人女医のアーニャと結ばれることになるのか?というのが見どころです。

残念ながら破局します。

このロシア語の題名からは、当初脚本はハッピーエンド、アレックスがアーニャと結婚してロシア人になるという結末を想定していたのではないかなと思います。

しかし、公開は2015年であり、クリミア併合による米露間の政治的影響が結末を大きく変えたのかもしれません。ドラマ・クーフニャのパラレルワールドを描いたドラマ「Отель(ホテル)」の設定も登場することから長寿番組を期待されていたと思われますが、20話で最終話となり、また終わり方も唐突な感じが否めません。


いつか、続編が作られる日がくればいいですね


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